回答
画面非表示機能については、各メーカー仕様やドライバの相性などハードウェア固有の環境に依存するため、メーカーによる動作保証対象外となります。 確認されている事象、挙動、および対処方法については、以下をご覧ください。
確認済み事象(ソフトウェア仕様)
- 休止/スリープ状態から復帰直後の Streamer 端末に接続すると、初回接続時には動作しません。再接続後に有効となります。
- リモート接続中に Windows ユーザーの切り替え、または Windows ユーザーのログアウト、ログインを行うと、リモート画面がオンになり、その後に再びオフになります。(Windows ログイン中のデスクトップ画面においては、画面非表示機能が動作します。)
確認済み事象(環境固有)
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Windows 10 バージョン1903 では、システム再起動や、モニターの無効化/有効化、または解像度の変更が必要となる場合があります。(Streamer をインストール後、端末の再起動は強制されませんが、設定を有効にするためには再起動が必要となる場合があります。)
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Intel HD グラフィックス第1、第2世代(2010年~2013年にリリース)を搭載した一部のコンピューターでは動作しません。
- USBポート(USB-VGA スイッチ等)を使用してモニターが接続されている一部のコンピューターでは機能しません。スイッチのドライバーをインストールすることにより、問題が解決する場合があります。
- ディスプレイの輝度を自動で変更するようなソフトウェアを利用している場合、画面非表示機能が正常に動作しない場合があります。(例:f.lux、超ブルーライト削減 等)
全般的な対処方法
- コンピューター側のグラフィックドライバーが最新でないとうまく機能しない場合がありますので、グラフィックドライバーを最新の状態にしてください。
WDDM 2.1以前の対処方法
Windows Display Driver Model (WDDM) のバージョンが2.1以前であれば、画面非表示用ディスプレイドライバーを過去のバージョンにして試すことが可能です。
インストール方法
- Splashtop社のWebサイト より DPMS_STE.zip をダウンロードし 任意のフォルダーに展開する
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フォルダー内にある install_driver64.bat を右クリックして [管理者として実行] を選択し、管理者権限で実行する
※32bit OSの場合は install_driver.bat を選択
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コンピューターを再起動する
- リモート接続を行い、画面非表示になるかを確認する
WDDM バージョンの確認方法
- スタートメニューを開き、[ファイル名を指定して実行]をクリックする(または、[Windows]キーを押しながら、[R]キーを押す)
- 名前に dxdiag と入力し [OK]をクリックする
- DirectX 診断ツールの [ディスプレイ]タブを開き、ドライバーモデルのバージョンを確認する